屋根・壁の豆知識
■ここでは屋根・壁の豆知識の一部をご紹介します
 その他わからないことがあればお問い合わせください。
第一章 屋根編
1、屋根の形
屋根は大きく分けて切妻・寄棟・入母屋の3種類が原型となりますが、最近では洋風のデザインが取り入れられた、片棟や途中で勾配が変わってくるマンサード型、6角形、8角形といった多角形の屋根、半切妻、丸形と、さらにこれらの組合せにより限りがないといえます。しかし、どんな屋根でも使命である、雨露、風雪、埃などから守る覆いとしてなくてならないのが屋根です。
切妻 寄棟 入母屋
切妻 寄棟 入母屋
2、部位の名称
屋根の部位の名称は、地方や職人さんにより異なりますが一般的には次のような名称がついています。
部位の名称
部位の名称
第二章 壁編
どんどん新しくなる壁材
昔の壁は、土の上に漆喰を塗った物がほとんどでしたが、最近では逆に見ることが非常に少なくなりました。それに替わり、モルタルや窯業系サイディング・金属サイディング・ALCなどがほとんどになってきております。それはコスト・工期が大きな理由となっておりますが、更に欠点を補う補助材や工法(*通気構法)等により、昔の土壁に勝るとも劣らない性能を有するようになったといえます。
通気構法とは
1:通気構法の必要性
これからの住まいのキーワードは、「高品質・長寿命」です。しかし、住宅の気密化が進む昨今、これに伴う壁体内の結露が問題になります。壁体内に結露が発生すると、柱・間柱・土台といった構造体の腐朽や、断熱材を濡らしてしまい、断熱性能の低下を招くからです。
通気構法の必要性
●結露発生のしくみ結露発生の仕組み

2:通気構法のポイント
通気工法は、外気を取り入れるための「吸気口」、空気を通す「通気層」、その空気を屋外に出す「排気口」からなり、通気層は建物の形状や換気棟の生む有無により、とり方が変わります。土台部・下屋根部等の胴縁は防腐処理を行ったもののご使用をおすすめします。

3:通気構法の3大特徴
■壁体内の結露を防止
 内装材の透湿性と部材の隙間から室内の水蒸気が、壁体内へ幾分か進入していきます。壁体内が密閉状態ですと、水蒸気の逃げ場がなく、外気温度が低いと、外装材裏面や壁体内で結露してしまいます。そこで、通気構法を採用することにより、速やかに湿気を外気に放出し、壁体内の結露を防止します。
壁体内の結露を防止
室内側への雨水の浸入を抑制■室内側への雨水の浸入を抑制
暴風雨時には部材の接合部などから雨水が浸入する危険がないとは言い切れません。通気層を確保することにより進入した雨水を通気層からすみやかに排出することが出来ます。
遮熱効果■遮熱効果
直射日光があたると、外壁はかなりの熱を受けます。通気構法とした場合には、通気層内に上昇気流が発生する為、受けた熱の一部を、この上昇気流が屋外に放出してくれます。このため、通気構法とした場合には、日射などに対して遮熱の働きがあることが実験によって確認されています。

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